科目B の勉強は何から始めるか
飛岡拓希公開
科目B は、記法 → トレース → 分野ごとの形 → 時間 → 初めて見る問題の順に進めるのがおすすめです。 段ごとに「何ができたら次へ進むか」を決めておくと、どこで止まっているかが分かります。
5つの段階
1. 擬似言語の記法を覚える
← が代入、≦ ≧ ≠ の読み方、for の「1 から n まで 1 ずつ増やす」、配列の要素番号が 1 から始まること。記号の一覧を一度通して読む
次へ進む目安: 短いプログラムを見て、各行が何をしているかを声に出して言える
2. 変数を書き出して追う練習をする
紙に変数の表を作り、1行ずつ値を書き換えていく。分岐と繰り返しだけの、やさしい問題で手を慣らす
次へ進む目安: 10行くらいのプログラムを、表を使って最後まで追い、出力を当てられる
3. 分野ごとの形に慣れる
配列・リスト・木・整列・再帰・文字列・オブジェクト指向・セキュリティ、と分野ごとに、よく出る形と追い方を覚える
次へ進む目安: どの分野の問題を見ても、何を表に書けばよいかがすぐ決まる
4. 時間を計って解く
1問5分を目安に、1問ごとに時間を計る。超えた問題に印を付け、どの分野で時間を使っているかを見る
次へ進む目安: 20問を100分で解き終えられる。時間が足りない分野が分かっている
5. 初めて見る問題で試す
解き直しではなく、初めて見る問題で点数を測る。間違えた問題は、どの行で追い間違えたかまで確かめる
次へ進む目安: 初めて見る問題で、合格ラインを何回か続けて超えられる
いきなり過去問から始めない
一番よくある失敗は、記法とトレースの練習を飛ばして、いきなり公開問題を解き始めることです。 読み方が分からないまま解くと、解説を読んで「分かった気になる」だけで終わり、しかも初めて見る問題を使い切ってしまいます。
IPA が公開している科目B の問題は、全部で50問しかありません。 これは5段目(初めて見る問題で試す)のために取っておく価値があります。 1〜3段目は、やさしい練習問題で進める方が、公開問題を無駄にしません。
1段目と2段目で読むもの
3段目で読むもの(分野ごとの解き方)
4段目と5段目で読むもの
試験日までの残りの日数と、1日に解く問題の数の目安は年内に受けるならやることに表でまとめています。
解いたあとに解説を読む
このサイト(極とれ)の問題は、解いたあとにトレースの手順と、 選択肢ごとに「なぜ違うか」が開きます。登録なしで解けます。
練習問題を見るこの記事について
書いているのは飛岡拓希です。基本情報技術者試験の科目B だけを扱う学習サービス「極とれ」を 1人で作って運営しています。試験には高校3年生のときに合格しました(そのときの記録)。
数字を載せるときは、出典の資料を自分で開いて数えた値だけを使い、いつ時点のものかを本文に書いています。 誤りに気づいたら goku.tore9@gmail.com までお知らせください。読んだ感想はフォームからも送れます。