科目B の情報セキュリティは、文章が長い
飛岡拓希公開
IPA のサンプル問題の問18を数えると、本文が約900字、 設問と解答群が約400字で、合わせて約1300字ありました。 さらに本文から図表を16回参照します(2026-09-08 時点の実測)。 擬似言語を追う問題とは、読む量が違います。
本番での位置
科目Bは20問100分で、前半16問がアルゴリズムとプログラミング、 後半4問が情報セキュリティです。 単純に割ると1問5分ですが、 この4問は読む量が多いので、同じ5分では釣り合いません。
数えた結果
| 部分 | 分量 |
|---|---|
| 状況を説明する本文 | 約900字 |
| 設問と解答群 | 約400字 |
| 合計 | 約1300字 |
本文からの参照はこうです。
- ・「図 1」が9回
- ・「表 1」が7回
本文と図表を何度も行き来するということです。 画面上での受験(CBT)では、スクロールして戻る動作がそのまま時間になります。
構造は決まっている
並びは本文 → 図表 → 設問 → 解答群です。 状況(どんな会社で、何が起きたか)を説明してから、図や表で構成やログを見せ、最後に問いが来ます。
順番が決まっているので、設問を先に読んでから本文に戻る読み方ができます。 何を探すかが分かってから読むと、本文のどこが関係ないかを飛ばせます。
配分の決め方
セキュリティの4問を先に片付けてから、残りをアルゴリズムに回す人もいます。 長文を読む集中力が残っているうちに済ませる、という考え方です。
逆に、擬似言語のほうが得意なら先に前半を終わらせる手もあります。 どちらが正解ということはありませんが、「後半4問は読む量が多い」と知らずに時間を配ると足りなくなります。
このサイトの問題は、本番より短い
2026-09-08 に自分のサービスの情報セキュリティ問題を数えたところ、 練習用が中央値497字、模擬試験用が990字でした。 本番の約1300字に対して短いです。
図表も出していません。問題文を書式なしのテキストで持っている実装上の制約で、 いまは「【受信メールの内容】」のような見出しと箇条書きで代えています。 練習として成り立たないわけではありませんが、本番の「読む量」を再現できていないのは事実なので書いておきます。
出典
数えたのはサンプル問題セット(2022年12月)の問18です。科目Bで公開されている問題の全体像はこちらの記事に書いています。
情報セキュリティの問題を解いてみる
このサイト(極とれ)では、科目B の練習問題を登録なしで公開しています。 解いたあとに、選択肢ごとの解説が開きます。
練習問題を見る2026-09-08 に IPA の公開資料を確認して数えました。字数はおおよその値です。 出題形式は改訂されることがあるため、受験の際は IPA の公表内容をご確認ください。
この記事について
書いているのは飛岡拓希です。基本情報技術者試験の科目B だけを扱う学習サービス「極とれ」を 1人で作って運営しています。試験には高校3年生のときに合格しました(そのときの記録)。
数字を載せるときは、出典の資料を自分で開いて数えた値だけを使い、いつ時点のものかを本文に書いています。 誤りに気づいたら goku.tore9@gmail.com までお知らせください。読んだ感想はフォームからも送れます。