基本情報技術者試験 科目B の公開問題は、全部で何問あるのか
飛岡拓希公開 更新
50問です(2026-09-16 時点)。 IPA が公開しているサンプル問題・サンプル問題セット・ 年度別公開問題を、解答例 PDF の問番号で数えた実測値です。 本試験の科目B は20問なので、世に出ている問題を全部解いても本番2.5回分にしかなりません。
IPA は科目B の公開問題の総数を公表していません。出典がサンプル問題・サンプル問題セット・ 年度別公開問題に分かれているためで、数えるには出典ごとに PDF を開いて問番号を確認する 必要があります。このページはその作業の結果です。
PDF を6本開いて、並んでいる問番号を数えるだけの作業です。 誰もやりたがらないのも分かります。やってみて分かりました。
出典ごとの内訳
| 出典 | 公開 | 科目B | 数え方 |
|---|---|---|---|
| サンプル問題 | 2022年4月 | 6問 | 末尾の「解答例・出題趣旨」に 問1〜問6(問題本体に問番号は無い) |
| サンプル問題セット | 2022年12月 | 20問 | PDF の表紙に「問題番号 問1〜問20」と明記 |
| 令和5年度 公開問題 | 2023年 | 6問 | 解答例 PDF が 問1〜問6 |
| 令和6年度 公開問題 | 2024年 | 6問 | 解答例 PDF が 問1〜問6 |
| 令和7年度 公開問題 | 2025年7月 | 6問 | 解答例 PDF が 問1〜問6 |
| 令和8年度 公開問題 | 2026年7月 | 6問 | 解答例 PDF が 問1〜問6 |
| 合計 | 50問 | 6 + 20 + 6 + 6 + 6 + 6 = 50 |
年度別公開問題は、実試験20問のうち6問だけが公開されます。全問ではありません。
どう数えたか
年度別公開問題は、各年度の解答例 PDF(ファイル名が _kamoku_b_ans で終わるもの)を開き、並んでいる問番号を数えました。 問題冊子ではなく解答例を見るのは、1ページに全問の番号が並んでいて確認が速いからです。
サンプル問題セットは、表紙に「問題番号 問1〜問20 選択方法 全問必須」と明記されています。 表紙に書いてあるので、ここは数えるまでもありませんでした。
サンプル問題(6問のほう)は少し事情が違い、問題本体に問番号が振られていません。分野ごとに区切られているだけです。しばらく無い番号を探してから、 末尾の「解答例・出題趣旨」のページに問1〜問6 が並んでいるのを見つけました。
上の表の出典名はすべて IPA のページと PDF にリンクしています。同じ手順で数え直せます。
なぜこれだけしか無いのか
2023年度に試験が通年実施(CBT)になり、これに伴って全問公開が行われなくなりました。 通年で実施する以上、出題した問題をそのまま公開すると、後から受験する人が それを見てしまうためです。令和2〜4年度は公開されていません。
令和元年度までの午後試験は公開されていますが、2023年度から科目B は出題形式が 変わっており、そのまま演習に使うのは難しいところがあります。
これから増えるペース
年度別公開問題は、毎年7月頭に新しい年度のぶんが公開されます。 公開されるのは6問です。
つまり、いま50問、増えるのは年6問。本番1回分(20問)が積み上がるのに3年半かかる計算です。 待っていても間に合いません。
試験までに何周もできてしまう量で、 科目B の対策で「解く問題が足りなくなる」のはこのためです。
繰り返し解くこと自体は有効ですが、 答えを覚えてしまった問題を解き直しても、初見のコードを追う力は測れません。 ここが科目B の対策で一番やりにくいところだと思います。
実際にこの状態で受験して1回落ちたときの記録を、別の記事に書いています。
初見の問題で練習する
このサイト(極とれ)では、科目B の練習問題を登録なしで公開しています。 分野ごとに、解いたあとに解説が開きます。
練習問題を見る2026-09-16 に IPA の公表資料を確認して数えました。 新しい年度の公開問題が出ると数が変わります。最新の状況はIPA の年度別公開問題のページをご確認ください。
この記事について
書いているのは飛岡拓希です。基本情報技術者試験の科目B だけを扱う学習サービス「極とれ」を 1人で作って運営しています。試験には高校3年生のときに合格しました(そのときの記録)。
数字を載せるときは、出典の資料を自分で開いて数えた値だけを使い、いつ時点のものかを本文に書いています。 誤りに気づいたら goku.tore9@gmail.com までお知らせください。読んだ感想はフォームからも送れます。